Interview – 03

グローバルで脱炭素社会を牽引、
産業の未来を創造する。

K.K.|事業開発部

2023年入社

入社のきっかけ

エネルギー分野で、刺激的な仕事をしたい。

前職は大手商社で、インドやインドネシアにおける電力インフラ開発の仕事を担当していました。国家的な大規模プロジェクトにも参加。エネルギーの領域は、世界的に課題となっている地球温暖化問題・脱炭素とも直結していて、面白いなと感じていました。同時に、もっと刺激的な仕事に挑戦してみたいと思っていたので、エネルギー分野で事業展開しているスタートアップ企業複数社にコンタクトしました。
その中で、製造業におけるプロセス変革を通した、CO2削減を実現する技術開発・事業開発に本気で取り組んでいると思えたのは、マイクロ波化学のみでした。ぜひ、この会社に入りたいという思いと共に、文系出身の自分が貢献できるのだろうかという不安もありました。面接の時に、その想いを共同創業者の吉野に直接ぶつけると、抽象的に物事を俯瞰して見ることができる事業家人材を求めていると背中を押していただき、「それなら」と自信を持って入社しました。

仕事内容

新規顧客開拓、事業スキーム構築や、契約交渉を担当。

例えば、今携わっている中に、三井物産さんと共同開発契約を締結したリチウム鉱石の製錬技術開発のプロジェクトがあります。この技術にマイクロ波を使うことは世界初で、CO2の排出を大幅に減らし、低炭素製錬技術の確立を目指します。プロジェクトにおいて私が担当しているのは、新規顧客の開拓、事業スキーム構築、契約交渉など。マイクロ波化学では、このように世界に影響を与えるプロジェクトが、同時に何十も進行しているんです。そして迷ったこと、判断を仰ぐ必要のあるときにはすぐに経営層に相談して、決裁を得ることができる。このスピード感は他社では味わえないものだと思います。

仕事・職場の魅力

様々な業界の人と、共に解決策をつくり上げる。

当社は事業内容やマイクロ波の技術に興味を持って入社した人が多く、特に研究者・技術者はプロフェッショナル集団なので、チームとして一緒に働けるのはとても刺激的です。大きな課題に向かって挑戦する志を持つ者同士なので人間関係もいいですね。仕事の中で、私は初歩的な質問もしますが、皆さんわかりやすく、優しく教えてくれます。また、私にとっては、何と言っても吉野や塚原といった、変革を実現するために挑んでいる人たちの側で働くことで、仕事に向かう姿勢やマインドといった部分も含めて、学べることは大きいですね。

2050年カーボンニュートラル達成は非常に高い目標なので、単一の企業・産業分野における努力のみではなく、複数の産業分野での脱炭素化技術の開発と普及が必須です。マイクロ波は産業分野における有効な電化技術であるため、化学メーカー、鉄鋼メーカー、エネルギー企業、商社など幅広い業界の方々から引き合いをいただきます。様々な産業分野における課題に対して、お客様と共に解決策をつくり上げていく。これがこの仕事の醍醐味だと思います。

これからやっていきたいこと

刺激的な環境の中で、自分の能力や可能性を試したい。

日本の製造業は、未だに非常に高いポテンシャルを持っていると思います。製造業における脱炭素に向けた明確なソリューションがない中で、日本企業が技術開発をグローバルで牽引できると私は信じています。莫大なエネルギーを使うプロセスにマイクロ波の技術が採用されると世界は変わります。例えば、化学工場や製錬所では今でも化石燃料を燃やしてモクモクと煙を上げていますが、あの光景が見られなくなると考えていますし、マイクロ波が活躍できる分野はまだまだ無限に広がっていくと思います。この刺激的な環境に身を置き、自分の能力や可能性を試しながら、将来的にはエネルギー領域におけるtechnology-drivenな会社を起業したい。私の夢もますます広がっています。

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