Pla Wave Pla Wave

©︎ Microwave Chemical Co.,Ltd.

すてるをつくるに
変える技術
Enabler for turning Waste into Value

すてられたプラスチックに、
もう一度命を吹き込む。

食品トレイやレジ袋などの小さなものから、
自動車のバンパーやベッドのマットレスなど大きなものまで。
私たちの日常にはプラスチックが溢れています。

金属やガラスのように重くて扱いづらい素材から
プラスチックに置き換わったことにより、
生活はとても便利で快適になりました。

しかし一方では海洋プラスチックごみの問題などが注目され、
その存在意義さえ問われています。

暮らしに深く関わっていて、
なくてはならない素材でもあるプラスチック。
地球環境にできるだけ負担をかけないためには
どうすればいいんだろう。

私たちは独自の技術であるマイクロ波を使って分解し、
もう一度プラスチックの原料をつくることを考えました。

そう、もう一度素材としての命を吹き込むのです。

そうすることで、 CO2の排出量と共に
地球環境への負担も減らすことができ、
サーキュラーエコノミー(循環経済)に貢献できます。

すてるをつくるに変える技術、PlaWave®をご紹介します。

大型集中型と小型分散型を組み合わせ、
最適なリサイクルモデルを構築します。

大規模なケミカルリサイクルを考えたとき、一箇所で大量の廃プラを一気に処理する大型集中型と、比較的少量を地産地消的に処理する小型分散型(Spider™)の両方のリサイクルモデルが必要という結論に辿り着きました。この2つを組み合わせて最適なシステムを組み上げ、サーキュラーエコノミーの実現に貢献します。

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大型集中型

石化コンビナート隣接地に建設されている大型プラスチック分解設備まで、廃プラの状態のまま輸送して分解する方法です。発生した分解生成物をパイプラインで石化コンビナートで移送して一気通貫で再生プラスチック化まで行うことで、スケール規模のメリットを得ることができ、比較的安価な処理コストを実現できます。

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小型分散型

少量のプラスチックを各地域でオイル化までを実施し、輸送効率を高めてから石化コンビナートに輸送する方法です。石化コンビナートから離れた場所で発生する廃プラをそのまま遠距離輸送すると輸送にかかるコストやCO2排出量が膨大になりますが、一度オイル化することにより、リサイクル工程のトータルの効率を高めることができます。

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大型集中型 × 小型分散型

大型集中型と小型分散型の両方のモデルの融合により、社会全体としてより効率的なリサイクルを行うことが可能です。マイクロ波化学としては、PlaWaveの技術特性を生かして最適なリサイクルモデルの実現を目指します。

マイクロ波を使った新技術
PlaWave®が高効率な
ケミカルリサイクルを実現します。

加熱したい物質だけを選択してエネルギーを与えることができるマイクロ波を使った新技術・PlaWave®は、ケミカルリサイクルの様々な課題を解消。高効率で環境にもやさしい技術として、多様なプラスチックの検証が進み、社会実装に向けて動きはじめています。

高選択性

高選択性

ターゲットの分解生成物に合わせた分解プロセスを選択することで、純度を向上させ、高い収率を実現できます。

高効率

高効率

分解対象物に直接・急速にエネルギーを伝達することで、より少ないエネルギーでケミカルリサイクルを実現できます。

省スペース

省スペース

マイクロ波による高速処理とコンパクトなユーリティリティ設備の組み合わせにより省スペース化が実現できます。