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PRESS RELEASE

2021.06.23

粉体シミュレーションにおける世界的な第一人者 大阪大学の田中敏嗣教授が当社の技術アドバイザーに就任します マイクロ波化学が石油化学市場へ本格参入

マイクロ波化学株式会社(大阪府吹田市)は、この度、粉体シミュレーションにおける世界的な第一人者である大阪大学工学研究科の田中敏嗣教授を技術アドバイザーとして迎えることとなりました。これを機に、石油化学市場へ本格的に参入します。

当社は、マイクロ波プロセスの導入による産業部門のCO2排出量削減を通じて、2050年までのカーボンニュートラル実現をリードする構想である“C NEUTRAL 2050 design”を独自で策定しました。再生可能エネルギーによる「電化」と「マイクロ波プロセス」の2つの要素を掛け合わせた製造プロセスは、石油・石炭など化石燃料由来のエネルギーを利⽤する従来プロセスと⽐較して90%以上のCO2排出削減を可能とします。

石油化学産業は、化学産業のCO2排出量の約半分を占めているとされています。当社は、カーボンニュートラル実現のためには石油化学産業へマイクロ波を導入することが重要であると考えており、技術開発に注力しています。

この分野で特に使われることが多い流動層プロセス[1]の構築においては、化学反応を促進する触媒である粒子とマイクロ波の相互作用の予測が欠かせないため、粒子の複雑な動きを再現できる粉体シミュレーションの精度が肝要となります。

今回、この粉体シミュレーションのパイオニアである田中教授が当社に参画することにより、流動層プロセスにおけるシミュレーション技術だけでなく、事業化に向けてスケールアップする際にマイクロ波反応器設計の精度を格段に向上させることが可能となります。

当社は、化学産業全体にマイクロ波プロセスを導入するための技術力をさらに強化し、“C NEUTRAL 2050 design”を展開して参ります。

[1] 粒子が流動する化学プロセスの一種。化学反応を促進する触媒が粒子であることが多く、マイクロ波は粒子と相互作用します。

(田中敏嗣教授 略歴)

1984年3月 大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了

同年   4月   大阪大学工学部助手

1996年6月 同助教授

2003年4月 大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻 教授

学位 1994年8月 大阪大学 博士(工学)


【マイクロ波化学株式会社について】

2007年創業。マイクロ波を活用した製品製造プロセスの独自開発や、従来技術では製造困難な新素材開発に取り組むスタートアップ企業です。この技術は、医薬、電子材料、食品、燃料 など、幅広い分野の製造プロセスへ応用展開が可能で、同社は国内外の様々なメーカーとの共同開発や独自プラント立ち上げを進めています。

【”C NEUTRAL 2050 design”とは】

マイクロ波プロセスの導入による産業部門のCO2排出量削減を通じて、2050年までのカーボンニュートラル実現をリードする当社独自で策定した構想です。電化とマイクロ波プロセスを掛け合わせることにより、化石資源を利用する従来プロセスと比べて90%以上のCO2排出削減を可能とします。

C NEUTRAL 2050 design特設ページ:https://mwcc.jp/carbon_neutral/

【本件に関するお問い合せ】

マイクロ波化学株式会社 管理部 奥中

住所:大阪府吹田市山田丘2番1号 フォトニクスセンター5階

TEL:06-6170-7595 FAX: 06-6170-7596 MAIL:pr@mwcc.jp