NEWS

PRESS RELEASE

2021.12.14

AMEDが実施する「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業」に参画

~マイクロ波で核酸医薬品の低コスト・高品質・高純度製造を実現〜

この度、マイクロ波化学株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長CEO:吉野巌、以下「当社」)は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が本年度より実施する「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(RNA標的創薬技術開発)」(以下「本事業」)内テーマである「核酸医薬品の製造・精製・分析基盤技術開発※1」に参画し、グループ(I)「原料・原薬の製造基盤技術の開発」でのマイクロ波技術適用を目指します。

核酸医薬とは、遺伝情報を司る物質である、DNAやRNAの構成成分であるヌクレオチドおよびその化学修飾体を基本骨格とする医薬品の総称です。低分子化合物や抗体医薬といった従来の医薬品では標的にできないターゲット分子に対して有効であるため、次世代の医薬品として実用化が進んでいます。

本事業では、核酸医薬品の開発を加速させるため、国内での核酸医薬の製造、精製、分析体制を強化する目的で、産学連携による技術開発を行います。

当社は、医薬製造へのマイクロ波プロセスの適用において、2017年ペプチドリーム株式会社とペプチド量産設備に関する共同開発を開始し、2019年にはペプチスター株式会社へGMP※2(医薬品、医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)に準拠した仕様の固相合成装置を納入した実績があります。これらで培った技術やノウハウをもとにした低コスト・高品質・高純度で医薬品を製造できる技術を本事業に提供し、国内のアカデミアや企業との連携を通じて、将来の核酸医薬品開発、製造に有用となる開発を進めてまいります。

当社は本事業を通じて、5年以内を目処に、マイクロ波による核酸医薬製造プロセスの実用化を目指します。

※1 代表機関;大阪大学、研究開発代表者;小比賀聡教授

※2 GMP:Good Manufacturing Practiceの略。


【マイクロ波について】

マイクロ波は、家庭用電子レンジや通信分野において使われてきた電磁波で、物質を直接、選択的に加熱できる特徴を持っています。マイクロ波は電気から作ることが可能で、再生可能エネルギー活用によるCO削減にも貢献しうる環境調和型の技術でもあります。

【マイクロ波化学株式会社について】

2007年創業。マイクロ波を活用した製品製造プロセスの高度化・合理化や、従来技術では製造困難な新素材の開発に取り組むスタートアップ企業です。医薬、電子材料、食品、燃料など、幅広い分野の製造プロセスへ応用が可能で、国内外の様々なメーカーとの共同開発やプラント立ち上げを進めています。

マイクロ波の導入により2050年までに実現する産業界のカーボンニュートラルに向けて当社が独自で策定した構想である“C NEUTRALTM 2050 design”を展開しています。


【本件に関するお問い合せ】

マイクロ波化学株式会社 管理部 奥中
住所:大阪府吹田市山田丘2番1号 フォトニクスセンター5階
TEL:06-6170-7595 FAX: 06-6170-7596 
MAIL:pr@mwcc.jp