2021.06.09PRESS RELEASE

「マイクロ波化学の事業化」について「第20回GSC賞 ベンチャー企業賞」を受賞しました

マイクロ波化学株式会社(大阪府吹田市)は、「マイクロ波化学の事業化」について、公益社団法人新化学技術推進協会の「第20回グリーン・サステイナブル ケミストリー(GSC) 賞*1 ベンチャー企業賞」を受賞しました。

当社は、マイクロ波を活用した製造プロセスをグローバルスタンダードにしていく考えのもと、研究開発、エンジニアリング、生産技術を一貫で行うプラットフォームを整備し、事業化を推進してきました。今回、当社事業の特性や実績だけでなく、今後の再生可能エネルギーの普及に伴い、従来の熱化学法に変わる製造技術としての発展が期待できる点が評価されました。化学プラントのエネルギーが化石資源から電力に移行する中で、電気を利用するエネルギーの伝達手段であるマイクロ波がさらに有力視されることが想定されます。

今回の受賞を糧に、高効率・省エネルギーなプロセス構築を可能とするマイクロ波を、カーボンニュートラル実現に向けたキーテクノロジーとして、”C NEUTRAL 2050 design”*2を一層展開して参ります。

*1 GSC賞は、GSC(Green & Sustainable Chemistry:人と環境にやさしく、持続可能な社会の発展を支える化学)の推進に貢献する優れた業績が表彰されます。表彰式および受賞講演は、2021年6月28日に開催される「第10回 JACI/GSCシンポジウム」にて行なわれます。

*2 ”C NEUTRAL 2050 design”とは、マイクロ波の導入により2050年までに実現する産業界のカーボンニュートラルに向けてマイクロ波化学が独自で策定した構想です。


【マイクロ波化学株式会社について】

2007年創業。マイクロ波を活用した製品製造プロセスの独自開発や、従来技術では製造困難な新素材開発に取り組むスタートアップ企業です。この技術は、医薬、電子材料、食品、燃料 など、幅広い分野の製造プロセスへ応用展開が可能で、同社は国内外のさまざまなメーカーとの共同開発や独自プラント立ち上げを進めています。

【”C NEUTRAL 2050 design”とは】

マイクロ波の導入により2050年までに実現する産業界のカーボンニュートラルに向けてマイクロ波化学が独自で策定した構想です。

電化とマイクロ波プロセスを掛け合わせることにより、化石資源を利用する従来プロセスと比べて90%以上のCO2排出削減を可能とします。

■コーポレートサイト内“C NEUTRAL 2050 design”特設ページ

“C NEUTRAL 2050 design”について図表を用いて詳しく説明しています。

https://mwcc.jp/cms/carbon_neutral/

【本件に関するお問い合せ】

マイクロ波化学株式会社 管理部 広報担当 奥中

住所:大阪府吹田市山田丘2番1号 フォトニクスセンター5階

TEL:06-6170-7595 FAX: 06-6170-7596 MAIL:pr@mwcc.jp

WEB:https://mwcc.jp/cms/