お客様からのお問い合わせ
- 「反応時間を短縮したい」
- 「副反応を抑制したい」
- 「収率向上したい」
- 「温度を精密に制御したい」
- 「設備を小型化したい」
マイクロ波を使った「ケミカルリサイクル技術」
伝熱面からの間接加熱に依存しない、電磁波による直接加熱を行うことにより、
低温化、収率・純度の向上、エネルギー効率向上、
装置小型化・簡略化、時間短縮などを実現できます。
マイクロ波を使ったプラスチックケミカルリサイクル技術の
共同開発および事業化に向けたパートナリングを進めております
ESG経営、サーキュラーエコノミーの重要性が急速に増す昨今、
ケミカルリサイクルは、キーテクノロジーとして位置付けられています。
しかし、高温な伝熱面との接触に依存した従来の外部加熱方式では、
低効率、不純物生成、着色、設備大型化などの課題が考えられます。
そこで、弊社は、ケミカルリサイクル分野へ展開し、
マイクロ波による諸課題の解決を目指します。
多数のメリットが科学論文で示されながら、
「スケールアップできない」「危険なのでは」と言われ、
化学工場の実例はなかったマイクロ波。
化学品製造の事業化で積み重ねてきた実績と
マイクロ波反応系・反応器デザインというプラットフォーム技術に加え、
法令対応や安全システム設計等も含めた弊社のトータルソリューションを
ケミカルリサイクル事業化のためにご提供します。
技術紹介
技術例
1.マイクロ波による熱分解
マイクロ波(MW)によるプラスチック熱分解〜モデル検証/PE〜
低MW吸収能プラスチックへの高効率エネルギー伝達システムのデザインを行います。
(高電磁場リアクターの設計 / MW吸収性フィラーの選択)
■効果
- ・高効率な熱分解によるコストダウン
- ・精密温度制御による収率向上・選択性改善
■モデル検証例
■分解ガスのGC/MS分析結果
2.マイクロ波による解重合
マイクロ波によるPET解重合プロセス
■効果
- ・通常加熱に比べ、大幅な反応効率向上が可能