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2015.06.11プレス

太陽化学とマイクロ波を用いたポリグリセリンの合成実用化で合意

太陽化学と大阪大学発ベンチャー

マイクロ波を用いたポリグリセリンの合成実用化で合意

 

 太陽化学株式会社(以下、TKC)(本社:三重県四日市市、代 表取締役:山崎長宏)とマイクロ波化学株式会社(以下、MWCC)(本社:大阪府吹田市、代表取締役:吉野巌)は、このたび、マイクロ波を使ったポリグリ セリンの合成で、1年以内を目標にマイクロ波合成設備の実用化を進めることで合意しました。MWCCの有するマイクロ波技術活用の検討を実施し、特定の条 件でポリグリセリンの合成を従来よりも低温・低エネルギーで実現することを見いだしました。三重県四日市市のTKC工場内へ年産数百トン規模の設備を、新 規脂肪酸エステル合成設備と併せて導入を予定しています。

 ポリグリセリンは、グリセリンを脱水縮合して高分子化した物質で、主に界面活性剤の親水基として利用されています。食品添加物の他、安全性の高さを活かし化粧品・トイレタリー用途、工業用途にも汎用されており、国内で年間3000トン程度の需要があります。

 マイクロ波は物質の中の分子を直接振動させ、選択的に急速に内 部から加熱ができる技術です。効果が広く認知されながらも最適な周波数の選定や温度制御方法など設備設計の観点と、マイクロ波制御性や安全性の観点から設 備の大型化が困難とされてきました。マイクロ波に関する知見を長年培ってきた大阪大学とMWCCの共同開発の成果を元に、設備の試作検討を繰り返し、設備 の大型化が可能になりました。

 マイクロ波技術を使用することにより反応時間を1/3〜1/5、エネルギー消費量を1/2〜1/3、設備の大きさを2/3〜1/2に削減することが可能になり、スケールアップは数万トンまで可能になります。

 

<太陽化学株式会社について>

太陽化学株式会社グループは、世界の人々の健康と豊かな生活文化に貢献する研究開発型企業と して、グローバル市場に向けて食品用乳化剤、安定剤、各種鶏卵加工品、即席食品用素材、フルーツ加工品及び農産加工品、栄養機能食品、化粧品原料などの製 造と販売を主な事業としております。

食の安全を守り安心を提供する体制を早くから構築し、高い信頼を頂きながら新技術による新たな食品開発を通じて、新市場への価値の創造を提供しています。

 

<マイクロ波化学株式会社について>

2007年、大阪大学発ベンチャーとして設立。電子レンジにも使用されているマイクロ波技術を用いて、世の中に溢れる化成品が誕生するまでの「製造プロセスそのもの」を変革することで、世界中の工場の省エネルギー化に挑んでいるテクノロジーベンチャーです。
「世界のものづくりを変える」を基本概念として、大企業、中小企業、研究機関、国・・・ものづくりに関わる組織との共同プロジェクトを多数立ち上げ、実用 化、産業化を進めてきました。最近では、世界最大化学メーカー独BASF社とも共同開発契約を締結。一世紀以上もの間、変わることがなかった化学産業のも のづくり。革新的な着想で実現した私たちのテクノロジーで化学産業の新しい歴史をつくります。

 

【本件に関するお問い合せ】

□  太陽化学株式会社(http://www.taiyokagaku.com/)

住所:三重県四日市市山田町800番

Mail:support@taiyokagaku.co.jp

□マイクロ波化学株式会社(http://www.mwcc.jp)

住所:大阪府吹田市山田丘2番8号テクノアライアンス棟3階

   (大阪大学吹田キャンパス内)

Mail:info@mwcc.jp

 

以上

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〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番8号 テクノアライアンス棟3階
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